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星空シアター

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天窓から星空が見えるホームシアターでの映画鑑賞

ドラマW「震度0」 読んでから観るはなかなか難しい?

◆WOWOW放送。ハイヴィジョン+2ch音声。REGZA37Z2000にて鑑賞。
◆横山秀夫の分厚い原作を2時間のドラマに収斂させることの難しさ。
 上川隆也をはじめとする演技人はうまい。県警幹部の妻たちも雰囲気を出している。最後のどんでんがえしでの余貴美子の鬼気迫る表情も見事である。どんな役にもなじむ西村雅彦も健在。戸田菜穂だけが,生真面目なイメージが強く,男をうまくあしらう女としてはすこしミスキャストか。しかし,なかなかによくできている。

◆だが,以前原作を読んでいた筆者には,先日のダヴィンチ・コード同様,なんともスケールダウンして感じられるのは,やはり人のイマジネーションの深さゆえであろう。
 昔角川映画(文庫)のキャッチコピーに「読んでから観るか,観てから読むか」というのがあったが,読んでから観る場合はなかなか難しいことが多い。むろん,逆も成立することもあるだろう。短編小説を見事な映画に昇華させることもあるだろう。
 今回は,原作の圧倒的な筆力のために,ドラマは色を失ったという印象だ。
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by samon0814 | 2007-08-28 06:16 | ドラマ